2010年11月15日月曜日

NHK大河ドラマの第50作品目になる、2011年は「江(ごう)~姫たちの戦国~」

大奥の始まりに至る道のりを、鮮やかに華やかにオリジナルでドラマに仕上げます・・・という事で、2008年の大河ドラマ「篤姫」で脚本を書いた田渕久美子さんが来年、2011年の大河ドラマで描くのが女の物語。今年の「龍馬伝」が順調に放送をスタートした2月に既に来年1月からの放送のための撮影がスタートしていました。

「江〜姫たちの戦国〜」

幕末の群像の中で坂本龍馬に焦点を絞った今年のように、戦国時代の女たちの群像と言える浅井長政の3姉妹の次女、江(ごう)の視点から見た時代の動きを描いてくれそうです。開かれていた戦国から国を閉ざし、女たちは大奥に縛られていく時代は、幕末と対象的。海を渡った1人の芸子と比較してみるのも面白いですね。

 

良妻賢母とか、子供は母親が育てるという今では当たり前だと思い込まれている事が、明治、大正期に欧米文化を日本に取り込むという形で定着していったという事ですが1人の男の妻として生きるという意識は、江(ごう)の時代には奇異なものであった事ではないかしらとわたしは感じています。このあたりがどう描かれていくのかが、ドラマに登場する戦国、或いは維新以前の女性像への関心処です。脚本と女優さんの意識、観念のせめぎ合いも作品に出るところが強いと思います。そういうところは、信念と理想を追う男を主人公にするのとは違った難しさがあるのではないでしょうか。

【訃報】作詞家の星野哲郎さん死去 「函館の女」などヒット [2010年11月15日]

幸せは歩いてこない、だから歩いて行くんだね。一日一歩、三日で散歩・・・・熊本では、水前寺清子さんの歌で知られている『365歩のマーチ』。この曲の作詞をされた星野哲郎さんが亡くなりました。

「函館の女(ひと)」や「三百六十五歩のマーチ」など、昭和を彩る多くのヒット曲を手がけた、作詞家の星野哲郎(ほしの・てつろう=作詞家、日本作詩家協会名誉会長、本名有近哲郎=ありちか・てつろう)さんが、2010年11月15日午前11時48分、亡くなりました。85歳でした。自宅は東京都小金井市梶野町3の6の10。葬儀・告別式の日取りや喪主は未定。

星野さんは山口県の出身で、今の東京海洋大学を卒業後、遠洋漁船の乗組員になりましたが、結核を患って仕事を辞め、病と闘いながら作詩の活動を始めました。雑誌の懸賞で入選した「チャイナの波止場」で作詞家としてデビューしたあと、▽北島三郎さんの「函館の女」や▽都はるみさんの「アンコ椿は恋の花」、それに▽水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」など、演歌を中心に昭和を彩る多くのヒット曲を生み出しました。演歌以外にも、ポップスの「黄色いさくらんぼ」や小林旭さんの「昔の名前で出ています」、渥美清さん主演映画「男はつらいよ」シリーズの主題歌など、ジャンルは幅広く、作詞した歌は4000曲を超えています。作曲家船村徹氏とのコンビで「風雪ながれ旅」(北島三郎)、「みだれ髪」(美空ひばり)、「兄弟船」(鳥羽一郎)などがヒット。91年、北島さんの「北の大地」でレコード大賞を受賞。また、日本作詩家協会の会長や日本音楽著作権協会の会長などを歴任し、平成12年には勲3等瑞宝章を受章しました。

 

Posted via email from Classical Concert

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