ギターがどうとかって聴く時に耳がいっているファンが少なくないようだけど、ドラムスの響き方がオリジナルかリマスターかを聴き分けるポイントになるのがイーグルスです。アルバム「ホテル・カリフォルニア」は高音と低音がカットしてあることは知られていることで、ボーズのシステムで聴くととてもスキッとしますね、タンノイなどでは12弦ギターがじゃらんといった鳴り方をするんじゃないかしら。
スチールギターはムードコーラスではお馴染みですが、近頃では「懐かしの歌番組」でもフォーク、ニューミュージック、昭和50年代の歌手が出演するのが喜ばれているので、聴く機会が無くなっています。懐かしいと思って聴く視聴者の年代が移ったので仕方のないことですが、スチールギター・サウンドを良く再現できているのがイーグルスを心地良く楽しめるものです。
オリジナルアルバムがフレッシュな音質を楽しめるものですけれども、イーグルスのグレイテスト・ヒッツはオリジナルアルバムと言っても良いくらいに調音されていて初出自の音源より優秀録音です。今でしたらリマスタリングテイクとか、セルフリミックスという売りになっていたのではないかしら。オリジナルのテープを、響きの良いスタジオでマスタリングし直しただけかも知れません。
アナログレコードには外周と内周で、線速度が違いますから丁寧に考慮されてのことだったのでしょう。
高音質CDもでていますけれども、中古アナログ盤を聴いて下さい。オリジナルアルバムのアナログは、4,000円〜5,000円します。でもこのベストは高くても2,000円ぐらいですから、聴いてみるならCDより良い機会になるレコードです。オリジナルのUS盤の方が、ドイツ盤、韓国盤よりも割安。ただソリのある盤もありますから、シールドされているようでしたら開封確認しましょう。
Eagles - Greatest Hits 1971-75 (2007)
Tracklist
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1. Take It Easy (3:31)
2. Witchy Woman (4:13)
3. Lyin' Eyes (6:21)
4. Already Gone (4:13)
5. Desperado (3:34)
6. One of These Nights (4:51)
7. Tequila Sunrise (2:52)
8. Take It to the Limit (4:46)
9. Peaceful Easy Feeling (4:19)
10. Best of My Love (4:35)
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