ジャズに、映画の音楽から慣れ親しむ足がかりとした人は少なくないと思います。スティーブ・マッキーンが主演していた映画「ブリット BULLITT 」のテーマ音楽も、そうしたジャズ・サウンドを親しむためになった曲だったと思います。作曲と音楽は、ラロ・シフリン。映画音楽のプロとして、ジャズ・サウンドにアプローチし続けた音楽家でした。この映画「ブリット」が作られたのは、1968年。同じ頃にクィンシー・ジョーンズはジャズミュージシャン側から、映画音楽にアプローチしていましたね。ラロ・シフリンとクィンシー・ジョーンズの音楽は、同じようだけれどもハーモニーか、リズムかといったところで違っていると、わたしは考えています。
スティーブ・マッキーン(Steve McQueen、本名:Terrence Steven McQueen、1930年3 月24日 - 1980年11月7日)没後30年に当たって、NHKが代表作をハイビジョン放送。命日の「大脱走」の放送に続いて今日、2010年11月8日はNHK Bs-hiで「ブリット」が放送されました。
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