大阪で万国博覧会が開催されて間もない頃に、最初のデジタル録音のレコードが作られました。万博を境にコンピューターという機会が一般的、現実味を見せ始めてきました。まだ、ウルトラマンでは電子頭脳という表現でしたが、もはやイコール・コンピューターと少なからずは受け止めていた人たちはいるでしょう。
機械で音楽を造る。シンセサイザーも電子音楽と言っていたかな。冨田勲さん、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)と出てくる一方で録音技術はデジタル化の実績を重ねていた。冨田勲さんもオープンテープではなくて、デジタルで音を残していく事が出来たらもっとクォリティの高いレコードが作れたのではないかしら。
チェコのスプラフォンというレーベルは、国際向けと国内向けという二つの顔を持っています。音源は同じものでしょうが、ジャケットが違います。流石に録音技術、装置の導入も先進で、デジタル録音で大オーケストラのレコードを発売したのは最初ではないでしょうか。奇しくも、デジタル録音に最適とアピールされていたノイマン式マイク。そして指揮者のノイマン氏の関係は分かりませんが、デジタルとノイマンとマーラーは何故かわたしの中では一括りになっています。
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【交響曲】
- マーラー:交響曲 No.9
演奏:
- 指揮: ヴァツラフ・ノイマン
- 管弦楽:チェコ・フィル
試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
- 1982年、極めて初期のデジタル録音ですが、それ故にまだまだ線の太いアナログ時代の音を思わせる優秀録音です。この辺りを境としてデジタル録音は面白くも何ともない音になって行くと思うのですが。それは、まあ個人的な思いとして、スプラフォンとしては一級品の音質と思われます。
- 盤はチリ音も無く、たまに大きくないプチ音が少しあるくらいで、問題ありません。
- ジャケットもWジャケットの完品です。
- (2LP)
ⓇNM ⒿNM
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