仕事を始める時、最初に何をしますか? 朝起きて、わたしが最初にする事はメールの確認です。これは仕事を始める時も同じ。メールが日常のはじまりを決めているようで、取り立てて急ぎの用件がメールボックスになかった時はゆっくりとコーヒーを煎れたりして、それから前日の作業の続きに取り組んでいたりします。それまでと言えば、明日はこれこれからしようとか、仕事場に着く前に一日の段取りを頭の中でスケジュール立てたりしていました。
メールで届けられる色々な種類の情報で、行動が管理されているんじゃないかと思える事があります。だからとて、メールを開かないわけには生きません。音楽家も同じではないでしょうか。一時代前までは天才という表現が良く見聞きしました。ただ達者な演奏が出来るというのではなくて、若年の知識、技術力の中でめいっぱい何かを表現として訴えてくるものがありました。これが音楽として魅了するのではないでしょうか。
情報として知らなかった、或いは、取り立てて知る必要のない音楽コンクールで「一等」になったと伝えられる演奏家の名前。それにたくさんの称賛の文句が続いている。一体評価してコメントを寄せている名の有る人たちがどのくらいその演奏家の成長を実際に把握してきていたのでしょう。言葉の弾みとして「天才」とは言うけれども、二十代になってからのピアニストがそういわれて喜んでいて良いのでしょうか。「情報」とは怖いものです。
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【協奏曲】
- パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 No.1
- ヴィエニアフスキー:ヴァイオリン協奏曲 No.2
演奏:
- ヴァイオリン:マイケル・レビン
- 指揮: ユージン・グーセンス
- 管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
- 1960年5月15日、レビン24歳の時の録音で、72年35歳で交通事故で世を去った彼の最後の録音です。しかしこれが24歳の時の録音なら、今時の24歳は何をしているんだと言いたくなる超名演だから、やはりこの人は天才でした。まずその音色が何とも言えず魅力的で、私達の心を捕まえずにはいられません。更にそのヴァイオリンは自由闊達でひたすらに唄い抜いています。もう、こんなヴァイオリニストを私達の時代は持つ事は出来ないのではないでしょうか。
- 盤はチリ音も無く、ほぼ完品。
- ジャケットもパーフェクトな美品です。
- モノラル。
ⓇNM ⒿNM
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