ボストン交響楽団の緻密で洗練されたアンサンブル。小澤征爾さんがミュンシュの後を受けた時にフランス式の演奏法に衝撃を受けたと当時の想い出として語っていました。日本で学び、ドイツで修行した若い指揮者が戸惑いはあったとしても受け入れて吸収したのは小澤征爾さんらしさと言えそう。武者修行の仕上げとしてボストン交響楽団は、この上ない出逢いだったと思います。そしてボストン交響楽団の個性と言えるミュンシュの響きを伝統として保つのではなくてドイツ式の演奏を学ばせた。そしてミュンシュの曲の終わりに向かって加速的に熱を帯びる音楽を、小澤征爾さんは収得しているのは素晴らしい。
アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net。
ブラームスの交響曲は、シャルル・ミュンシュの得意の音楽。録音も多くて比較するのも楽しい物です。ただEMI録音盤がCD時代になっては目につき過ぎるみたいですね。LIVING STEREOシリーズとしてはCD化されていないことも見過ごしてしまうのかも知れない。腕を振り回しながら指揮しているEMI盤のパッションは爽快ですが、愛情たっぷりに演奏しているRCA盤も捨てがたいです。
☆通販レコード 2009年3月紹介時の情報 在庫有り☆
【交響曲】
- レーベル:加 RCA
- レコード番号:LSC-2297
- オリジナリティ:LIVING STEREO、スタンパー2S/3S
曲目:
- ブラームス:交響曲 No.4
演奏:
- 指揮: シャルル・ミュンシュ
- 管弦楽:ボストン交響楽団
試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
- 1959年録音。大変勢いのある音楽が前へ前へと進む演奏で、名演です。LIVING STEREOで、音質は優秀。
- プレスはカナダで、スタンパー2S/3Sです。
- 盤、ジャケット共に問題の無いNMコンディション。
ⓇNM ⒿNM
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