唇がいやらしい。--- とある不思議な顔つきのウルトラマン。ずっと昔の記憶で夏祭りの頃、親戚のおじさんがお土産にウルトラマンのお面を下さいました。一瞬明るい顔で嬉しく受け取ったものの、次の瞬間に無視をしてしまって周囲を戸惑わせました。わたしにとっては観たことのない異様なウルトラマンに感じられて怖かったんです。
偽物のウルトラマンだったのか、似ているキャラクターだったのかは分かりませんでした。いずれ知ったのが楳図かずおさんが描いたウルトラマンのコミックがあると言うことでした。映画のノベライズのようにコミック化されているウルトラマンをいくつか読んだ中でも、動きが生き生きとしていると感じました。
宇宙から来たヒーローと言うよりも、宇宙人から命と超能力を貰った地球人ハヤタの活躍という感じです。目が大きいところ、耳の特長も視力の良さ、聴力も遠くで落っこちた針の音も聴こえるって言うのがウルトラマン図鑑にあったように記憶しています。どちらが先なのかは分からないけれども、石ノ森章太郎さんの「仮面ライダー」のルーツにもなっているのではないかしら。
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