中学校で習うクラシックとして、「これだけは知っておきたい」とされているヴィオッティですけれども大演奏家の録音が少ない。日本の学校音楽教育は特別だ。とは思われないのが、アイザック・スターンと言った大演奏家が録音しているのですから「モーツァルトは子供時代には自由に演奏できるのに、大人になるほどに思い通りの音楽に出来ない」といったことに似ているのかしら。
そして、さてバルトークは世界初録音だったもの。PHILIPSのグリュミオーも世界初録音が多いヴァイオリニストでした。誰が先に録音するのかアメリカとヨーロッパでの奪い合いは戦争中からの欧米の伝統(?)。軍事だけではなくて、文化活動もしているんだよ、といった宣伝でもあったようです。ナチス・ドイツとベルリン・フィルの関わりが良くそれを表していますね。ドイツは戦争に負けて、フルトヴェングラー、カラヤンの録音はその殆どが忘れられることなく今わたし達が楽しむことが出来ています。米COLUMBIAのビジネス戦争は、スターンの数多くの素敵な録音をレコードでしかまだ聴けないままにしてしまっているように思います。
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【協奏曲】
- バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 No.1
- ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲 No.22
演奏:
- ヴァイオリン:アイザック・スターン
- 指揮: ユージン・オーマンディ
- 管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団
試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
- 1950年代後半の録音で、バルトークはこの曲の初録音。ヴィオッティは名曲の割りには何故か録音の少ない曲で、これも珍しいステレオ録音です。録音は6EYEだけに優秀。スターンのヴァイオリンは線が太く艶やかな音色で、少しも金属的なところはありません。
- 盤は傷も無く美盤、再生でもチリ音は殆どありません。
- ジャケットも正面、裏面共に大変綺麗です。
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